マツダ史上最強“340馬力” 北米仕様のごっついガソリン車「CX-90」は時代遅れか、はたまたEV蹴散らすのか

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マツダの北米法人はこのたび「CX-90」を世界初公開し、話題となった。同車は北米市場のニーズを踏まえて開発されたミッドサイズのSUVである。

新開発ガソリンエンジンの特徴

マツダが採用するエンジンタイプ一覧(画像:東北マツダ)
マツダが採用するエンジンタイプ一覧(画像:東北マツダ)

 CX-90で特に注目を集めたのは、新開発となるエンジン「e-SKYACTIV G 3.3 T」で、最高出力340hp(マツダ史上最強!)、最大トルク500Nmを発揮する。

 現在販売されている日本車で300馬力を超える車となると

・日産「スカイライン」
・トヨタ「スープラ」

などが頭に浮かぶが、CX-90はそれらに負けないパワーを持ち合わせていることになる。

 スポーツカーに引けを取らないエンジンをボディに積めるのは、まさにマツダの技術者の英知によるものと言っていい。

 馬力やトルクと言われてもピンとこない人もいるかもしれない。単純に馬力やトルクがあれば走りだしの加速が滑らかになり、坂道も楽々登れる。長距離を走ることを想定しても、パワーがあるので走りが安定してストレスを感じにくく、疲れにくいなどの効果も期待できる。

 さらにCX-90は、米国市場のSUVで重視されるキャンピングカーなどのトーイング(けん引)性能の強化も図られている。同車に搭載されたエンジンは、マツダ史上最高のものであり、そのパワーに世界が注目しているのだ。

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