ANAの羽田「大型電子看板」撤去に賛否両論! 人命救える設備の今後を簡単に決めてよいのか 「なんでもスマホ」時代に見る公共スペースのあり方とは

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1月末、大型デジタルサイネージの撤去に関するANAのツイッター投稿について、インターネット上で賛否両論が渦巻いた。問題の本質は何なのか。

公共スペースにおけるあり方を検討すべき

羽田空港第2ターミナル(画像:写真AC)
羽田空港第2ターミナル(画像:写真AC)

 高度に多機能化して、万が一の際には人命を救うこともできる大型デジタルサイネージの設置・撤去を、一企業が簡単に決めてよいものだろうか。

 他の航空会社や鉄道などの公共交通機関にまで撤去の流れが広がり、あらゆる場面で

「とにかくスマートフォンを見てください」

と誘導されることに一抹の不安を覚える。

 もし、設置・維持のコストが問題であるならば、公共スペースにおいて生命の安全を確保する機能を有している点を考慮して、施設利用者に相応の負担を求めてもよいだろうし、主機能に支障のない範囲での広告を許容すべきだろう。

 不特定多数の人が集まる公共スペースにおける大型デジタルサイネージのあり方について、専門家の意見を交えながら

「いったい誰のためのものなのか」

を議論して、指針やガイドラインを整備する時が来ているのかもしれない。

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