米アマゾンが「ドローン出荷配送」を正式開始 サービス最前線はどうなっているのか? 日本ではレベル4飛行の新制度も

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アマゾンはドローンによる出荷配送を正式に開始した。カリフォルニア州のテレビ局「KTXL」が12月23日、報じた。

ドローン配送は当たり前になるか

ウォルマートのドローン配達風景(画像:ウォルマート)
ウォルマートのドローン配達風景(画像:ウォルマート)

 実は、アメリカの小売り大手のウォルマートは、既にドローンによる配達サービスを開始している。2022年5月には、

「ドローンによる配達対象が、アリゾナ、アーカンソー、フロリダなど六つの州で400万世帯に達し、年間100万個以上の荷物を配達できるようになる」

と発表していた。12月15日時点、テキサス、アリゾナ、フロリダの一部でドローン配達が利用でき、タンパ、オーランドなどの地域の顧客は即日配送を利用できる。

 ウォルマートのドローン配達サービスは、午前8時から20時の間に、数万点の対象商品の中から合計10ポンド(約4.5kg)まで注文できる。また、配送料金はわずか3.99ドル(約550円)であり、思わず使いたくなる料金だ。現地での荷下ろしは、ドローンがホバリングしながらケーブルでつり下げる方法を採用しており、配送の様子はウォルマートのホームページで公開されている。

 このほか、米グーグル親会社であるアルファベットが運営するウイング・アビエーションも、テキサス州ダラス・フォートワース都市圏において、2022年の4月からドローン配達の商用サービスを開始している。

 このように、アマゾンのドローン開発を尻目に、他社においては着実にドローンによる配送サービスを拡大しているのだ。日本はやっと制度が整備されたばかりであり、やや周回遅れ感がつきまとう。しかし、今日の技術やサービスの進化の速さからすると、ドローンが荷物をあちこちに運ぶ世界は意外とすぐそこなのかもしれない。

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