「観光バスツアー」はオワコンか、はたまたナウいのか? コロナ不況で注目される、参加費「1万円以下」というコスパぶり

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団体旅行の定番だった観光バスだが、コロナ禍で深刻な打撃を受けている。しかしツアーは1万円を切る金額で、人気レジャー施設やSNS映えスポットなどをまわるため、意外とお得なのだ。

リーズナブルさが再注目されるか

観光バス(画像:写真AC)
観光バス(画像:写真AC)

 2022年に入ってからは、徐々にだが観光需要も回復傾向にあり、10月以降、全国旅行支援や外国人旅行者の個人旅行の解禁などの景気喚起策を背景に、外国人も含め個人旅行者は増加傾向にあり、宿泊施設や観光施設は例年並み近くに回復しつつある。

 しかし、依然コロナの感染者が増えているなか、団体旅行はなかなか回復していない。観光バスの需要回復は他の観光産業と比較して、遅れ気味である。

 全国旅行支援の2023年への延長(割引率は縮小)もあり、依然、国内での潜在的な「リベンジトラベル」の機運は高い。しかし、世界的なインフレの影響によって燃料や光熱費、食料品などの値上げが相次ぐことから、せっかくの旅行マインドも水を差されている状況だ。家計が徐々に厳しくなっており、レジャーに割ける予算は圧縮されている。燃料費が高騰すれば自家用車での遠出も敬遠しがちになる。円安のために海外旅行も割高だ。

 そのなかで、観光バスツアーは1万円を切る金額で人気レジャー施設やSNS映えスポット、食べ放題、つめ放題、さらにイルミネーションなど1日中さまざまな体験が盛り込まれ、非常にリーズナブルなレジャーだ。さらにフルーツや野菜、海産物などたくさんのお土産がつくツアーもある。全国旅行支援が使用できれば年内は

「実質5000円~6000円前後」

で利用できる。ちょっとやりすぎ感もあるが、1年のご褒美に食欲や物欲に満たされるのもいいかもしれない。観光バスでは定期的に換気が行われ、車内の消毒の徹底など感染予防も配慮されている。このような時期だからこそ、改めて観光バスツアーに目を向けてみてはどうだろうか。

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