顔認証で成り済まし防止 アルコール検知器連携販売開始

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HOUSEIは、AI検温顔認証端末「WelcomID」と「WelcomID検温プリンタ」、タニタ製アルコール検知器」の連携販売を開始したと発表した。

複数拠点の管理、容易に

顔認証とアルコールチェックを組み合わせ(画像:HOUSEI)
顔認証とアルコールチェックを組み合わせ(画像:HOUSEI)

 顔認証ソリューションを展開するHOUSEI(東京都新宿区)は12月19日、同社のAI検温顔認証端末「WelcomID(ウェルカムアイディー)」と「WelcomID検温プリンタ」、タニタ(東京都板橋区)製アルコール検知器「ALBLO(アルブロ)」との連携販売を開始したと発表した。

 事業者における運転者のアルコールチェックが義務化されたことを受け、顔認証+アルコール検知器の組み合わせによって、日々のアルコールチェックを便利にしようと連携販売を開始。ウェルカムアイディーの顔認証により個人を特定、成り済ましを防止するとともに、チェック結果がデジタルデータとして保存できるため、手書き作業・記載ミスがなくなり工数軽減につながるという。

 複数拠点に支店、営業所を持つ事業者の場合、各拠点で行ったチェックデータを拠点ごとにパソコンで確認・管理できるだけでなく、クラウドサービスを利用することで複数拠点のデータ共有が可能となる。管理担当者が一括管理できるので、各拠点担当者の業務負担が軽減できる。

 アルコール検知器「ALBLO」FC-1200は、アルコール以外のガスに反応しにくい燃料電池式センサーを採用しており、優れた反応精度を実現。国内唯一のアルコール検知器の業界団体「アルコール検知器協議会(J-BAC)」の認定機器で、息を吹きかけ、15 秒で結果が表示される。個人専用マウスピースにより、1 台の端末機で複数人での利用が可能だという。

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