iPhoneライクなすっきりデザイン! 25年発売「アップル」EVに注目が集まるワケ 既にテスラより人気だ
米アップルはiPhoneやMacなどの製品で、日本でも知らない人はいない企業だ。そのアップルが自動車業界への参入に向けて開発を進めていることをご存じだろうか。
2025年発売を目指す
米アップルはiPhoneやMacなどの製品で、日本でも知らない人はいない企業だ。そのアップルが自動車業界への参入に向けて開発を進めていることをご存じだろうか。
2021年11月、アップルが完全自動運転に対応する電気自動車(EV)の2025年リリースに向けて開発を進めていることが報じられた。名前は「Apple Car」で、関連する発表がなされた後はアップルの株価が大きく上昇した。
アップルはもともと、過去数年にわたり自動車開発に取り組んできた。2021年の報道以前、5~7年後のリリースに向けて開発をしてきたものの、これを前倒しして4年後の発売に変更した。ただし、計画は流動的で、2025年より発売時期が遅れる可能性もあるとしている。
アップルの新自動車は完全自動運転、EVであるという点以外に、
「ステアリングやペダルのない、iPhoneのようなすっきりとしたデザイン」
を目指しているという。搭乗者はリムジンのように向かい合って座り、緊急時には搭乗者が運転操作できるような機能の導入が検討されている。
新プロジェクト「タイタン」とは
アップルの新自動車開発プロジェクトは2014年から始まっているとされ、「タイタン」プロジェクトと呼ばれている。
これまでに8年間の歳月がかけられており、過去には開発が暗礁に乗り上げたのではといった臆測がなされた時期もある。
過去にはプロジェクトの幹部が短期間で辞職したことが報じられたり、また最近では、Apple Carのテスト走行で、横断中のジョガーをひきそうになったことが報告されたりした。
とはいえ、2021年11月の発表はApple Carの開発が一定の水準に達したためになされたものだろう。続報が待ち遠しい。