愛車がまさかの水没! 修理代は100万円超のケースも、災害大国ニッポンにいま求められるサービスとは

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ご存じの通り日本は災害の多い国。2022年にも大型の台風が相次いで各地を襲い、住宅などだけでなく自家用車への被害ももたらした。もしも愛車が冠水してしまった場合、所有者にはどのような負担がのし掛かるのか。

車両保険に未加入だと想定されるコト

水害に見舞われた自動車のイメージ(画像:写真AC)
水害に見舞われた自動車のイメージ(画像:写真AC)

 2022年は連続して来襲した台風14号と台風15号によって、前者は宮崎県、後者は静岡県において甚大な被害をもたらした。

 河川が氾濫し道路や低地への浸水が起こると、被害を受けるのは住宅その他の建造物や農地はもちろんのこと、そこに置かれていた車両にもまた被害が及ぶ。

 前者での車両被害はおよそ3000台、後者では2万5000台に及ぶと推定されている。

 一口に車両被害と言ってもその内容は千差万別である一方、車内が冠水しエンジン内部にまで浸水が及んだ場合、その修理と復旧は極めて困難かつ多大な時間と費用を要する作業となる。

 車両保険に入っていれば水害被災による損害は保証されるものの、元々の車両価格が高額でない場合や中古車で購入したクルマの場合、また契約者が若者の場合などは、車両保険に入っていない例も多いだろう。

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