OSPRO、小売り事業者向け「返品ソリューション」をリリース 再販・2次業者への販売にも対応

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OSPROが、通販事業者やメーカー、小売り事業者向けの返品ソリューション「OSPRO リバース・ロジスティックス」をリリースしたことを発表した。

独自再販ECによる販売も

OSPROの企業ロゴ(画像:OSPRO)
OSPROの企業ロゴ(画像:OSPRO)

 OSPRO(東京都千代田区)は7月20日、通販事業者やメーカー、小売り事業者向けの返品ソリューション「OSPRO リバース・ロジスティックス」をリリースしたことを発表した。

 同ソリューションでは、返品作業全般を受託、小売り事業者と取り決めした手順に従い返品処理を行う。対象商品が返品希望者もしくは小売店舗などからOSPRO指定の倉庫に届いた後、即時にデータベース化し、最適な方法を導き処理する。小売り事業者は、システムから処理情報のステータスが確認できる。

 処理方法は

・再販処理/再出荷
・独自再販ECによる販売(構想中)
・2次業者への販売
・素材再生/販売
・途上国などへの寄付/廃棄処分を提供

といった流れ。

 システムは、小売り事業者とAPI連携によってスムーズに返品可能なタイプと、すぐにサービスを受けたい小売り事業者向けのスタンドアローンタイプの2種類。また、通販事業者には返品するユーザー宅まで集荷に行くサービスも展開している。

 小売業者ごと、もしくは販売サイトや店舗ごとの要望を聞いてオーダーメードの返品処理作業を行う形をとっているが、特に要望が無い限り、廃棄処分を極力少なくする手段を講じる。商品を素材へ戻す再生事業者や発展途上国への寄付などを行っている事業者とも提携を進めており、販売事業者のサスティナブルな取り組みに寄与する。

 日本貿易振興機構の調べによると、米国小売市場の返品総額は7610億ドルで市場の16.6%に達している。なお、日本の通信販売における返品率は5~10%がボリュームゾーンだ。

 同社はこのような現状について、

「これは返品を安易に受けないという日本型通販の影響もあるように思います。しかし、昨今返品無料を打ち出す通販事業者も増え始めており、今後日本の通販でも返品を積極的に受ける通販が増えると想定され、煩雑な返品処理をどうするかという問題が表面化するとわれわれは考えております」

とコメントを寄せている。