迫りくる「2024年問題」に対応 トラックドライバーの時間外労働を管理する「支援システム」開発

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ドライバーの時間外労働時間の上限規制が適用される「物流の2024年問題」を控え、運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」に運行実績表機能が追加された。

日報を入力、労働時間を自動集計

運送トラックのイメージ(画像:写真AC)
運送トラックのイメージ(画像:写真AC)

 トラック保有企業のための業務効率化プラットフォーム「トラッカーズ」を運営する株式会社Azoop(アズープ)は、運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」に新たな機能として「運行実績表」を開発、2022年7月より提供を開始した。

 ドライバーの時間外労働時間の上限規制が適用される、いわゆる「物流の2024年問題」に対応する機能として運行実績表を追加。ドライバーの労働時間管理をサポートする。

 日々の日報情報を登録するだけで、自動で労働時間を集計。ドライバーごとの労働時間を月単位で可視化する。また拘束時間や休息期間、運転時間なども自動で計算し、改善基準告示に対応した形で表示する。

 さらに今後は、前日までの情報をもとに、配車の際にアラートすることで違反を未然防止する「改善基準告示アラート機能」「配車表での労働時間アラート」もリリース予定という。

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