「封印」外しただけで懲役刑!? トヨタ系24社も処分、知らずに踏む違法ナンバープレートの落とし穴とは
ナンバープレートを固定する「封印」の再利用を巡り、2024年には大手販売店を含む全国28社が処分を受けた。盗難や不正改造の温床にもなるこの封印、知らぬ間に法令違反となるリスクも潜む。制度の背景と最新動向を詳解する。
事故対応と識別精度の向上

2016年に規制が強化され、違反すれば罰金が科されることもある。主な禁止事項には、ナンバープレートにカバーをかける、シールを貼る、汚れを放置することがある。ナンバープレートをダッシュボードに置くことも違法行為だ。昭和の感覚では許されていたことも、現代では通用しない。
2021年にはナンバープレートの角度に関する規制が見直され、フロントは上下10度以内、左右は0度とされ、より厳格になった。これは事故時の目撃情報収集や車両識別を容易にするためのものだ。規制強化は単なる取り締まりが目的ではなく、事故被害者を救済するために行われている。
自動車社会が成熟し、新たな技術が生まれるなか、車両識別など基礎部分が人命を守るための重要な役割を果たしている。一方、ナンバープレート盗難防止のために、プラグ埋込み式の特殊ネジが普及している。これにより、ナンバープレートの盗難を予防できる。盗難は他人事ではなく、積極的な防護措置が求められる。