「封印」外しただけで懲役刑!? トヨタ系24社も処分、知らずに踏む違法ナンバープレートの落とし穴とは
ナンバープレートを固定する「封印」の再利用を巡り、2024年には大手販売店を含む全国28社が処分を受けた。盗難や不正改造の温床にもなるこの封印、知らぬ間に法令違反となるリスクも潜む。制度の背景と最新動向を詳解する。
誤解が招く重大な法的影響

日本では、車両識別の厳格化が進んでおり、犯罪防止や秩序維持の基盤が整備されつつある。警察庁の調査によると、ナンバープレートの盗難は自動車部品のなかで
「約30%」
を占め、カーナビよりも盗まれる割合が高い。盗まれたナンバープレートは、他の犯罪に悪用されることもある。
封印に関しては、誤解が多い。例えば、「かっこいいナンバーフレームをつけるために封印を外してもよい」といった考えがあるが、これは非常に危険だ。封印を外すと、
「6か月以下の懲役または30万円以下の罰金」
が科される可能性がある。カスタマイズしたい気持ちは分かるが、懲役を受けるリスクを冒してまで行うべきではない。
また、再封印の手続きが面倒だという理由で不正行為に走るケースもある。手続きは確かに煩雑で、平日に時間を取るのは難しいことも多い。しかし、バレなければ大丈夫という認識が法令違反を引き起こし、重大な結果を招くことになる。