なぜディーラーは「カスタムお断り」なのか!? ホイール交換すらNGの衝撃! 元営業マンが語る整備拒否の真相とは
合法カスタムでも入庫拒否――約4割が経験するカスタマイズ需要の拡大を背景に、ディーラーの対応が揺れている。保証リスクを恐れる現場の実情と、ユーザーの「自由」とのすれ違いが生む新たな摩擦とは。現場経験者が語る最前線。
ディーラー間のカスタム基準差

ホイールを交換しただけで入庫を拒否されるケースがある一方で、車検に通る範囲のカスタマイズであれば受け入れているディーラーも存在する。こうした違いは、メーカーの看板を掲げていても、実際の経営母体が異なるフランチャイズ形式の運営に起因していると考えられる。
筆者がかつて勤務していたディーラーでも、当時からカスタムカーの入庫自体は問題なかった。ただし、たとえ陸運支局で車検に通る範囲であっても、社内で
「グレーゾーン」
と判断されれば入庫を断るというルールが存在していた。
例えば、メーカー純正のディーラーオプションであれば問題視されなくても、市販のカー用品店で購入したパーツを装着するとNGとなるケースもある。ディーラーによって基準は異なり、判断が分かれる難しい領域といえる。