新宿ミロード「3月閉館」の真相? 超高層ビル計画だけではない「地下の問題」をご存じか
40年以上にわたり新宿の象徴的な商業施設だった「新宿ミロード」が2025年3月16日に閉館した。その背後には、新宿駅周辺の大規模再開発がある。2030年には高さ260mの超高層ビルが誕生するが、真の課題は地下にある。物流の停滞を招く「路上荷捌き問題」や複雑な乗換動線が駅の機能を圧迫し、安全面でも深刻な懸念を生んでいる。新宿再開発の核心は、この「見えない課題」にこそある。
共同荷捌き場を設置予定

「路上荷捌き問題」は委員会で重要な議題となり、その後の会議でも繰り返し取り上げられた。
主に午前中に行われ、特に小規模店舗が多いエリアで貨物車の駐車が目立っていた。この問題を解消することが、新宿駅周辺再開発計画の重要な目標のひとつとなった。
この問題に対する暫定的な解決策は、2018年7月12日の第6回会議資料に示されている(10ページの「荷さばき」に図解入りの説明)。
主要エリアごとに、十分な高さを確保した
・都市計画駐車場
・共同荷捌き場
を設けることで、より効率的な荷捌きを実現するという内容だ。つまり、新宿ミロードを含む再開発前の商業施設は、煩雑で不安定な荷捌き体制の下で営業を続けていたということになる。