ANAが「MSJライバル機」を導入発表! 一体なぜなのか? P&W製GTFエンジン巡る攻防、日本への影響を徹底解剖する

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ANAホールディングスは、ライバル機のエンブラエルE190-E2を最大20機購入することを発表。注目すべきは、両機が搭載するP&W社のGTFエンジンで、低燃費・低騒音を誇り、航空業界での競争に大きな影響を与えている。日本企業のプログラムシェアは各社合計で23%だが、巨額の開発コスト負担や設備投資などを償却するためにも、同エンジンの販売は重要だ。

開発コストと収益の危機

飛行機(画像:写真AC)
飛行機(画像:写真AC)

 日本企業のプログラムシェアは各社合計で23%だが、巨額の開発コスト負担や設備投資などを償却するためにも、同エンジンの販売は重要だ。

 2023年にA320neoとA321neoが搭載するPW1100Gに問題が発生した際は、責任がない日本企業も巨額の損失を計上する事態となり、IHIは営業利益計画を900億円の黒字から800億円の赤字に下方修正する重大な危機に陥った。

 航空機産業はグローバル化が著しく、今後PW1000Gエンジン搭載機の就航が順調に推移するかどうかは、日本企業の収益にも大きく関わってくる。

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