マツダの独自すぎるエンジン戦略! 直6・ロータリー・SKYACTIV-Zで爆走、他メーカーと一線を画す革新技術とは

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マツダは国内シェア4%ながら、独自のエンジン戦略で存在感を発揮している。直6エンジンや復活したロータリーエンジンなど、他社にはない技術を駆使し、2027年には次世代4気筒エンジン「SKYACTIV-Z」の搭載が予定されており、高い環境性能と走行性能を両立させることで注目を集めている。

挑戦する圧縮燃焼技術の実用化

SKYACTIV-Zの発表内容(画像:2025年3月期第2四半期決算発表会資料)
SKYACTIV-Zの発表内容(画像:2025年3月期第2四半期決算発表会資料)

 マツダは直6エンジンやロータリーエンジンなど、特徴的なラインナップを持っているが、主力となるのは4気筒のガソリンエンジンとディーゼルエンジンだ。この4気筒ガソリンエンジンの次世代モデルとして、マツダは「SKYACTIV-Z」を開発中で、2027年に量産車に搭載される予定だ。

 現在の4気筒ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」には、マツダ独自の圧縮燃焼技術であるSPCCIが搭載されている。この技術は、圧縮燃焼を実用化するのが非常に難しいとされていたなか、マツダが独自の構造で量産エンジンに組み込むことに成功した。世界中の自動車メーカーが開発を試みていた技術であり、その実現に成功した日本の中堅メーカー、マツダの挑戦は注目に値する。これは、かつてロータリーエンジンの開発で見せた逆転の発想を現代の開発陣が引き継いでいる結果だ。

 SKYACTIV-Xは燃費改善には成功したものの、コストが高く、車両価格が上がることで商業的には成功とはいい難い結果に終わった。そこで、次世代エンジンとしてSKYACTIV-Zに大きな期待が寄せられている。SKYACTIV-Zは、SKYACTIV-Xをさらに進化させたもので、高い環境性能と走行性能を両立させたエンジンになるとされている。このエンジンが主力車種に搭載されることを楽しみにしている。

 マツダのエンジン戦略は、3種類の魅力的なエンジンを揃えることで、幅広い商品ラインナップをカバーし、他社にはない独自の技術や特徴的なエンジンを提供して、確かな存在感を示している。

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