信号機のない横断歩道、なぜ車は止まらないのか? 47%のドライバーが無視! 「歩行者優先」のルールは絵に描いた餅か?

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信号機のない横断歩道で歩行者優先が守られない現状が浮き彫りに。全国平均停止率53.0%と改善傾向にあるものの、未だ半数の車両がルールを無視する。事故や地域間格差の課題を背景に、カラー塗装や取り締まり強化などの効果的な施策が求められる。横断歩道の「安全と経済性」を両立する未来への道筋とは?

筆者への反対意見

信号機のない横断歩道(画像:写真AC)
信号機のない横断歩道(画像:写真AC)

 しかし、地域の影響がある可能性もある。実際、長野県は9年連続で全国1位の結果を達成している。

 長野県では子どものころからの交通安全教育が盛んであり、歩行者は手を上げて意思表示、停止した車へのアイコンタクトやお辞儀が奨励されている(『長野放送』2024年11月8日付け)。

 また、歩行者の動作が車の停止にどれだけ影響を与えるかについて、NHKが調査を行った(2021年12月17日付)。その結果は次のとおりである。

1.何もしない:4%
2.手をあげる:42%
3.手をあげて目をあわせる:55%
4.手をあげて目をあわせ、一歩踏み出す姿勢で待つ:60%

このデータから、歩行者の行動によって車が停止する確率が大きく変わることが明らかとなった。

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