区内に40も駅があるのに? 品川区で「コミュニティバス」初運行、1時間に2便

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品川区に、初となるコミュニティバスが登場。試行運行をへて、今後の本格導入を検討する。

試行運行、本格導入を判断へ

試行運転を開始した品川区のコミュニティバス「しなバス」(画像:品川区)
試行運転を開始した品川区のコミュニティバス「しなバス」(画像:品川区)

 品川区は2022年3月28日(月)、JR横須賀線・西大井駅とJR京浜東北線・大森駅を結ぶ区間でコミュニティバス(愛称「しなバス」)の試行運行を開始した。コミュニティバスの運行は同区では初めてという。

 本数は1時間当たり2本。東急バスが運行を行い、運賃は大人220円、子ども110円。東京とシルバーパスも利用できる。停留所は14。東急バスと共用のほか新設もある。

 東京都心に位置する品川区内には、JR・東急・京急など14路線のべ40もの鉄道駅と、61系統の路線バスが走る。交通利便性が高い環境にある一方で、同区によると

「バス停から距離がある地域や本数が少ない地域、道路幅員などの関係で大型バスを通せない地域なども存在する」

という。既存交通網を補完する役割として今回、区内初となるコミュニティバスの導入に至った。

 今後、試行運転の実績に基づき、本格導入や廃止も含めた見直しについて判断するという。

 28日に開かれた式典には、近隣長会関係者らが出席。濱野健区長は

「都市の利便性に『交通』は欠かせない要素です。『しなバス』を一人でも多くの方にご利用いただき、地域の足として活躍してもらえるよう取り組みを進めて参ります」

とコメントした。