子育て世帯「夏のお出かけ」対策マニュアル! 猛暑と渋滞を乗り切る“成功の秘訣”とは? 常に“最悪ケース”を想定しよう
夏休みのドライブ、渋滞と暑さに勝つためのガイド。乳幼児から中学生まで、家族全員が快適に過ごせる準備法と対策を紹介。渋滞対策、食事の備え、トイレ休憩の計画を練り、ハプニングを最小限に抑えよう。
夫婦で共有する旅行準備術

ひとくちに子どもといっても、
・乳児
・幼児
・就学児童
・中学生
と年齢層はさまざま。外出先でのハプニングは、主に乳幼児期が圧倒的に多く、次いで小学校低学年となる。
子育てでもそうだが、子どもが大きくなるにつれて、ドライブ中や外出先でのトラブルは少なくなる。つまり、乳幼児期こそ最も注意すべき時期なのである。
子どもが小さいうちは、目的地までの所要時間や渋滞によって到着時間が大幅に変わることを理解するのは難しい。「まだ着かないの」と子どもが聞いてくることを前提に運転し、ドライブ中も飽きさせない工夫が必要だ。
しかし、小学生になっても中学生になっても油断はできない。そこで、ドライブ中に直面しそうなトラブルを見てみよう。
・急にトイレに行きたくなった
・オムツやミルクなどの必需品が足りなくなった
・渋滞に巻き込まれて食事時間が遅くなった
・ガソリンやクルマのバッテリーが予想以上に減った
・ささいなことでけんかになった
・目的地への到着が遅れ、旅行を楽しめなかった
思いつく限りの 「起こりうるトラブル」をメモ帳に書き出しておけば、
「この前、こんなことがあって口論になった」
と過去の出来事を振り返ることができる。一度経験しておくと、対処法や改善策がわかり、起こりうるトラブルを未然に防ぐことができる。
子どもたちの性格や年齢から起こりそうなハプニングを具体的に想像し、対策を練ってみよう。その際、夫婦のどちらか一方が準備するのではなく、お互いに確認しながら進めると、
「うっかり忘れ」
を防げるし、夫婦間の責任転嫁による口論も避けられる。