率直に聞く あなたはなぜ「クルマ」が好きなのか?
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クルマを運転するのは、たとえ特別な理由がなくても、気が向いたときに好きな音楽を聴きながら好きな道を走れば楽しいし、癒やされるし、嫌な気分も解消される。助手席であれ後部座席であれ、このような感覚を味わったことのある人は、紛れもなく「クルマ好き」であるといいたい。
MT車人気、高年層が選ぶ理由

では、日本人は世代別にどのようなクルマを好むのだろうか。明確なデータがあるわけではないので、あくまで筆者の実体験とインターネットなどによる個人的な印象であることをお断りしておく。
第一のグループは高年層である。年齢的には60代以上である。いわゆるバブル時代を30代で経験した世代であり、クルマに対する思い入れもそれなりに深い。そのため、“ついの1台”としてスポーツカーを選ぶことが多い。この世代に人気の高いクルマといえば、マツダ・ロードスターにほかならない。
現行モデル、いわゆるNDロードスターは2015年に発売された。発売から約9年が経過している。それなのに、販売台数が減る気配はない。むしろ、近年は販売台数が伸びているといっていい。具体的な数字を挙げると、2023年10月までの販売台数は約5万6000台、2015年から2023年までで最も売れた年と台数は2022年の9567台である。
ちなみに、現時点で判明しているユーザーの年齢分布は、50代以上が約25%となっている。これを40代以上に広げると70%を超える。まさに中高年層に人気のクルマということになる。
また、ソフトトップモデルの8割以上がMT車であり、AT車が増えているリトラクタブル・ハードトップモデルでも約半数がMT車である。このような内容は他の車種ではほとんど見られない。