トランスジェンダーの「自動車保険料」 男性より高い?安い? 多様性尊重の社会における「真の公平性」とは何か 米国最新事例で考える

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ジェンダーによる保険料の違いについて、日米を通して考える。

調査で変わる結論

米国の道路(画像:写真AC)
米国の道路(画像:写真AC)

 しかし調査の方法によっては、結論が変わってくる。

 南部に位置するテキサス州ダラスで30以上の保険会社の商品を扱う保険代理店は、

「男女間の不一致は見たことがない」

と話している(2024年1月18日付、米サイト『Investopedia』)。女性の方が高く請求されているという報告もある。

 米国消費者連盟(CFA)によれば、同じく南部のアーカンソー州では、男性は平均して約529ドルの自動車保険料を請求されているのに対し、女性は537ドルだった。

 また、他のすべての要素が同じ場合でも、大西洋岸中部に位置するデラウェア州の多くの女性が、男性に比べて8~9%多くの保険料を支払っているのだという(2022年3月1日付、CFAプレスリリース)。

 これについては、CFAのコミッショナーは、女性のドライバーの方が多いのにも関わらず男性の方が事故のリスクが高いというデータがあるなかで、

「女性が不当に多く払わされている」

として、是正を求めている。なお、次の六つの州は、性別による違いを禁止している。

・カリフォルニア州
・ハワイ州
・マサチューセッツ州
・ミシガン州
・ノースカロライナ州
・ペンシルベニア州

また州が許可していても、性別による差をつけるのを中止した保険会社もある。

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