トランスジェンダーの「自動車保険料」 男性より高い?安い? 多様性尊重の社会における「真の公平性」とは何か 米国最新事例で考える
ジェンダーによる保険料の違いについて、日米を通して考える。
米国の現況

結論からいうと、米国でも男性のドライバーの方が事故のリスクが高く、保険料が高い傾向にある。
・運転記録
・保険金請求
といった個々人の記録が最も大きな影響を与えるし、
・年齢
・居住地
・保険会社
・運転歴
の方が、性別よりも考慮されるポイントではある。
米サイト『マーケット・ウオッチ・ガイズ(MarketWatch GUIDES)』によれば、全米平均では、全額補償の場合の自動車保険料年額は、
・男性:1391ドル
・女性:1340ドル
だった(2023年12月29日付、プレスリリース)。
この平均額は、人口が上位50~100の都市と、それぞれの地で人気上位5~10の自動車保険会社のデータから算出している。51ドル(約7546円)、4%の差なので、人によってはそこまで大きくない差なのかもしれない。
州によって幅があり、西部に位置するワイオミング州では男性が13%高かった。南東端のフロリダ州は唯一女性の方が高かったが、その差はわずか
「1ドル」
だった。保険会社によっても違いがあり、最大では男性が7%多くなるところもあった。