EV以下、ガソリン車以上! 消費者は結局、ハイブリッド車の“適度な環境性能”を求めていたのか【リレー連載】ハイブリッド・ア・ゴーゴー!(3)
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欧米主導の急進的EVシフトが風前のともしびとなり、再びハイブリッド車に注目が集まっている。本連載では、ハイブリッド車の進化と市場の変化をわかりやすく紹介。その魅力が今後の持続可能なモビリティにどうつながっていくのか、データを交えて解説する。なお、連載名の元ネタは、1965年から1966年まで放送されていた米音楽バラエティー番組「ハリウッド・ア・ゴーゴー」である。
ガソリン車以上EV以下のHV

EVの普及は、政策と極端な環境保護主義者が先走らせているだけだ。環境の重要性は理解できるが、現実問題としてEVよりもHVが選ばれているのではないだろうか。
政策主導の補助金ありきのEV普及は、おのずと限界が訪れるに違いない。また、環境保護主義者についても、実は欧州では
「一枚岩ではない」
のが実態だ。
もっとも極端な環境保護主義者は、そもそもCO2を排出する内燃機関を受け入れないのであるが、一方でEV反対を唱えている環境保護主義者もいる。EV反対の環境保護主義者は、
・リチウムなどの資源開発
・船舶による輸送
まで含めるとEVもHVも環境に害だとし、環境に最も優しいのは従来のガソリン車・ディーゼル車だと主張している。
日本では、EUの政策や「CO2を排出する内燃機関を受け入れない」という極端な論者が報道されがちであるが、消費者の自動車購入行動をみると、現時点ではHVを選択する傾向が強い。また、
「ガソリン車以上EV以下」
という環境面での落とし所としても、やはりHVは優秀なのかもしれない。