高速道路の「案内標識」は不親切! 分岐がいくつもあるのに、情報量少なすぎという現実
高速道路の行き先や道順は、主要都市名や地名、路線名で表示されることが多い。しかし、表示できる地名や路線名はせいぜいふたつか三つに限られている。これでは日本の全てのドライバーに優しくない。
行き先表示の限界
高速道路はとにかく迷うことが多い。筆者(ズバリ英朗、道路ライター)も長年運転していて、高速道路で迷ったことは何度もある。高速道路は基本的に快適に走れるが、ときにはかなり悩ましいこともある。
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特に最近感じたのは、分岐で迷いやすいことだ。これは、分岐の2~3km手前から表示される行き先・方向案内の不足が大きな原因だろう。
高速道路では、一般道から高速道路本線に入る手前や、路線が交差するジャンクション(JCT)に行き先・方向案内が表示される。ドライバーはこれらを見て、自分の行きたいルートをたどることができる。
高速道路の行き先や方向は、多くの場合、その先の
・主要都市名
・地名
・路線名
で示される。
しかし、表示できる地名や路線名には限りがあり、せいぜいふたつか三つである。このままでは日本の全てのドライバーに優しくないし、高速道路の行き先案内が十分に機能していないといえる。
ということで本稿では、ドライバーに何ができるか、そして今後どのような改善が可能かについて“ズバリ”指摘していく。