日本の「高速料金」は高すぎやしませんか? 中国の2.7倍、イギリスは原則無料 まぁ事情がおありでしょうが

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高速道路料金は開通以来数年ごとに値上げされ、利用者の負担は徐々に増えている。そもそもなぜこんなに高いのか、そして将来はどうなるのか。

増加する高速料金

高速道路の料金所(画像:写真AC)
高速道路の料金所(画像:写真AC)

 日本に高速道路が誕生して半世紀以上が経過した。その開通によって、日本の車社会の質が向上してきたのは紛れもない事実だ。

 ただ、長年のデメリットもある。それは

「高速料金」

の問題だ。日本は2009(平成21)年9月に誕生した民主党政権下で、高速料金の無料化を実験的に実施した時期もあったが、それ以外は有料である。

 高速料金は開通以来数年ごとに値上げされており、ガソリン価格の上昇と相まって、利用者の負担は徐々に増えている。はっきりいえば、日本の高速料金は高すぎるのだ。

 筆者(ズバリ英朗、道路ライター)自身、高速道路のリピーターだが、それでも負担の大きさを毎回感じている。走りながらいつも考えてきた。そもそもなぜ高速料金は高いのか、そして今後どうなっていくのか――さまざま調べて知識を深めた。

 ということで、本稿は日本の高速料金について“ズバリ”指摘していく。

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