「ノールック横断」の超危険性、SNSで話題に 対策必須も、何でもかんでも「車が悪い」は無責任だ

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先日、エックス(旧ツイッター)上では「ノールック横断」に関する投稿が注目を集めた。ノールック横断とは、歩行者や自転車などが周囲をよく見ずに交差点や道路を横断することを指す。

「ノールック横断」の危険性

車にひかれて命を落とす可能性も(画像:写真AC)
車にひかれて命を落とす可能性も(画像:写真AC)

 ノールック横断は極めて危険な行為であり、特に交通量の多い都市部では事故のリスクを高める。交通ルールを無視することで、歩行者や自転車だけでなく、自動車ドライバーも危険にさらされる。

 内閣府が発表した「令和2年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況」によると、横断歩道横断中の歩行者の事故割合は、調査開始の2010(平成22)年と比較すると減少傾向にある。しかし、横断歩道横断中の事故における歩行者の死者数の約3割が信号無視であったと報告されている。

 また、自転車対自動車の死者・重傷者事故調査において、自転車側の法令違反状況を分析したところ、

「約8割」

が安全確認不足によるものであった。ノールック横断も安全確認不足の一部と考えれば、深刻な社会問題である。

 自転車走行時に横断歩道での一時停止や安全確認を怠れば、交通法規違反となる。しかし、現実には、自転車がノールック横断によって自動車と衝突事故を起こした場合、ケースにもよるが、ほとんどの場合、車側の過失割合の方が高くなる。

 従って、自転車や歩行者のノールック横断は、ある意味で

「ぶつかったら車が悪い」

という無責任で自己中心的な考え方の一種といえる。

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