「日本パスポート = 最強」時代の終焉? 国際ランク首位から3位へ、陥落のデメリットあるのか

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日本のパスポートは2018年から5年間、世界で最も強いパスポートとしてトップの座に君臨していた。しかし2023年、その座をシンガポールへと明け渡すこととなった。その影響のほどは。

欧州への訪問は電子渡航認証必須に

機内からの眺め(画像:写真AC)
機内からの眺め(画像:写真AC)

 ほとんどの国に対してビザなし(あるいはアライバルビザ)で入国できる日本パスポートだが、旅行者が見落としがちな注意点がある。それは電子渡航認証の申請だ。

 最も有名なものには、先に述べた米国のESTAがある。これは、90日以内の短期滞在や旅行を目的とする際の入国審査制度で、日本人はビザ取得の代わりにESTAを事前取得する必要があるというものだ。これは米国経由の「乗り継ぎ」でも必要なので、米国経由で中南米へ行く場合も必ず取得しなければならない。

 ESTAについては聞いたことのある人も多いと思うが、実は

・オーストラリア(ETAS。イータス)
・カナダ(eTA。イータ)
・韓国(K-ETA。ケーイーティーエー)

でも、事前の電子渡航認証の取得が必須となっている。

 代理店やツアー会社などを通さずに、チケットを自分で購入して旅行や出張をする際に知らなかったり、うっかり忘れてしまったりして、飛行機に当日乗れなかった……という話は、少なくない。韓国のK-ETAは、2024年12月31日まで日本に対して免除措置が取られている。2024年からは欧州連合(EU)加盟国(27か国)への訪問の際にも、新たに必須となるので、特に注意が必要だ。

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