電車のベビーカー、畳むべき? ツイッター「500件」を分析してわかった進まぬ相互理解とわずかな希望、解決策は“混雑緩和”だけではない
国土交通省は5月1日から、ベビーカー使用者と周囲の乗客の相互理解を促す、毎年恒例のキャンペーンを行っている。しかしツイッター上には、相互に対する不満が渦巻いている。解決策はあるのか。
ベビーカー使用者:周囲への感謝

意外かもしれないが、ベビーカー使用者の周囲への感謝の思いを表したツイートも多く、28件あった。電車の乗降時に手伝ってくれた、席やスペースを譲ってくれた、といったことだ。
周囲の人々でこういった場面を目撃したというものも7件あった。訪日客が増えているせいか、外国人の親切も目立った。
ベビーカー使用者側のツイートで、電車に乗るのは肩身が狭いと20件あるように、ベビーカー使用者はスペースを割くことが心苦しく、混雑しない時間帯選びに神経を使う人が一般的なようで、そんなときに受ける親切は心にしみたのではないかと想像される。実際嫌な顔をされたなど辛い思いのつぶやきも3件あった。
ハード面では、大変だというつぶやきが15件あった。ベビーカーでの乗り降り、エレベーターや空いている電車、スペースを探しまわる苦労のほか、優先スペースがあっても使用者本人が座ることが難しいというものも散見された。