中国は新エネ車戦国時代! 販売台数8年連続世界1位、既存・新興勢力うごめく群雄割拠の現在地とは

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中国の乗用車の販売台数は2356万3000台で、EVやFCVなどの新エネルギー車の販売台数は688万7000台と8年連続で世界1位を記録した。

自国競争で磨かれるからこその商品

トヨタ・レクサスの2022年の電動車の販売台数(画像:トヨタ自動車のデータを基にMerkmal編集部で作成)
トヨタ・レクサスの2022年の電動車の販売台数(画像:トヨタ自動車のデータを基にMerkmal編集部で作成)

 トヨタ自動車が公表した資料によると、2022年の電動車の販売台数(トヨタ・レクサス)は272.6万台と見ている。内訳は次のとおりだ。

・電気式ハイブリッド車(HEV):260万3000台
・マイルドハイブリッド車(MHEV):4000台
・プラグインハイブリッド車(PHEV):9万台
・バッテリー式電気自動車(BEV):2万4000台
・燃料電池自動車(FCEV):4000台

 新エネルギー車のカテゴリーだと、確かにSAICやBYDの販売台数をはるかに上回っているものの、EVに絞ると、トヨタ自動車ですらNioなどの

「新興勢力以下」

となる。

 中国と日本は、桁違いに市場規模が違うといえばそれまでであるが、既存勢力から新興勢力までさまざまなメーカーが製造・販売競争を繰り広げている点は見逃すことはできない。競争のなかで脱落して倒産する会社も出てくるだろうが、競争により製品が磨かれ続け、より魅力的な商品が生み出されるのである。

 ここしばらくは、

・中国政府による新エネルギー車に対する補助金の削減
・アメリカ政府によるインフレ削減法
・原材料価格の高騰
・半導体不足

など、中国のEVを取り巻く環境は決してバラ色ではないだろう。しかしながら、どのような環境であれ、中国国内での競争に勝ち残ってくるEVの存在はあなどれない。

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