観光業界に激震? 旅先で「レンタカー運転したくない」若者6割強、バス観光に頼れない離島の今後はどうなるのか
免許を持っていないから、旅行できない――。18~25歳のZ世代1000人を対象にした「沖縄旅行における移動手段に関する意識調査」で新たな問題が浮上している。
人気の島の現状

冒頭に書いた「旅先でレンタカーを運転したくない」「そもそも運転免許を持っていない」若者の増加は、今後の離島観光の大きなネックとなるだろう。
離島と一口にいってもその規模はさまざまだが、観光地として人気のある離島は大抵、レンタカーや原付が観光に必須である。阪急交通社が2022年、全国20代以上の男女561人を対象に行った「一生に一度は行ってみたい離島はありますか?」というアンケートでは、次の離島がランキング上位に挙げられている。
・1位:屋久島(鹿児島県)
・2位:小笠原諸島(東京都)
・3位:宮古島(沖縄県)
・4位:佐渡島(新潟県)、石垣島(沖縄県)
・6位:沖縄(沖縄県)
・7位:奄美大島(鹿児島県)
・8位:礼文島(北海道)
・9位:種子島(鹿児島県)
・10位:軍艦島(長崎県)
このランキングを見る限り、レンタカーなしで十分に観光ができるのは軍艦島くらいだ。2位の小笠原諸島に属する父島・母島は道幅が狭く運転が困難であるため、レンタルバイクが観光客に人気だが、どちらにしても運転免許が必要である。
面積の大きな離島では、主にバスが公共交通機関として利用されているが、観光には合いにくい。ベネッセアートサイトで知られる香川県の直島は、町営バスが1時間に2~3本走っているので不便はしないが、これはあくまで例外である。