週末のガソリンスタンドで、最近よく「洗車待ち渋滞」を見かけるワケ
どこで車を洗えばいいのか

それでは、洗車難民はどこで車を洗えばよいのだろうか。自家用乗用車の洗車を行う場所として利用されているのは、おおむね
・自宅
・ガソリンスタンド
・洗車場、
・ディーラー
4か所だろう。
ガソリンスタンドは年々減少しており、選択しにくくなっている。また、洗車場も一時期は土地の有効利用策としてもてはやされた時期もあるが、
・不安定な売り上げ
・汚水/騒音問題
・ガソリンスタンドの洗車機の高機能化
などにより減少傾向にあるといわれている。とはいえ、洗車機が高機能化したガソリンスタンドそのものも減少しているのだ。
自宅で洗車する場合、マンションでは洗車スペースがあればよいが、そうでない場合、共用スペースでの洗車は難しい。一戸建て住宅で洗車スペースを確保できる場合を除いて、洗車難民の選択肢は狭まるばかりである。
出張洗車なるビジネスも

最近では、この洗車難民をターゲットにした「出張洗車ビジネス」に注目が集まっている。
出張洗車は、文字通り指定の場所に出張して、車を洗うサービスだ。自宅などで水を使用する洗車サービスもあれば、水不使用をうたう無水洗車もあり、洗車方法はさまざまだ。個人で出張洗車ビジネスを開始するには、次のふたつの方法がある。
・とにかく個人で始める
・全国あるいは地域で展開するブランドに加盟する
とにかく個人で始める場合、ある程度洗車技術があれば手軽に始められ、初期投資も少なく済むのがメリットだ。今日では掲示板サイトなどインターネットを通じた営業も可能であり、開業のハードルが低くなっているものの、安定した収入を得るまでに時間を要する覚悟が必要だ。
なお、公的な機関による技術的な裏付けを必要とするならば、日本自動車洗車協会が実施している洗車検定や、日本洗車ソムリエ協会が主催する洗車ソムリエ検定を受検する方法がある。
全国あるいは地域で展開するブランドに加盟する方法には、FC方式や看板だけ利用する方式などがある。なかには洗剤や洗車道具の提供や、洗車講習で技術を習得できる機会を設けている事業者もあり、初心者が開業しやすい点がメリットだ。
また、個人開業と比較して、若干であるが知名度が高い点も初心者には安心材料といえよう。しかし、まとまった初期投資や加盟店料などの固定費が必要となる。