独禁法特例初認可の熊本県内バス5社にWill Smartが「バスダイヤ統合分析サービス」提供

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Will Smartが、共同経営の準備を進める熊本県内のバス事業者5社に対し「バスダイヤ統合分析サービス」を提供している。

各社・各データの一元管理が可能に

熊本を走る路線バス(画像:Will Smart)。
熊本を走る路線バス(画像:Will Smart)。

 共同経営の準備を進める熊本県内のバス事業者5社(九州産交バス、産交バス、熊本電気鉄道、熊本バス、熊本都市バス)の「バスダイヤ統合分析サービス」を、AIやIoT関連のソリューションを手掛けるWill Smart(東京都江東区)が提供している。

 このシステムは、事業者によって形式や構成が異なる各データを統合し、各路線の時刻表、バス停別乗降データ、バス停毎の交通量、OD表などのデータ比較、分析、集計、人口データとの連携、遅延データの分析など一元管理が可能となる。

 クラウド上に構築することで、各社が同時に最新データを閲覧・共有できることと、直感的で誰もが使いやすいUIが特長で、新たな事業社の加入や、地域情報、天気予報など他データとの掛け合わせなど柔軟性、拡張性に優れた運用も可能という。

 地方のバス事業者は、人口減少による経営悪化や過疎化地域の路線廃止などが進む一方、複数の事業者が路線を重複して運行するなど、交通サービスのバランスが取れていない現状がある。国土交通省は、収益改善や運行効率化に向け、独占禁止法の特例法により地域交通事業者の連携を後押ししている。熊本県ではその認可第1号としてバス5社による共同経営が2021年4月から始まる予定。