「GoToトラベル」再開&延期はもうウンザリ! 現場を襲う「キャンセルの嵐」、政府は旅行業界を救う気が本当にあるのか

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新型コロナウイルスの感染拡大でダメージを受けた旅行業界を支援するために立ち上げられた「GoToトラベル」。しかし一時停止でキャンセルが相次ぎ、業界は疲弊している。

交通付きは航空会社などにも恩恵が大きい

京都・嵐山の渡月橋(画像:写真AC)
京都・嵐山の渡月橋(画像:写真AC)

 ところで、GoToトラベル・全国旅行支援ともに、交通付きプランも割引対象だ。

 この交通とは、鉄道、バス、飛行機などの公共交通機関を利用した旅行のことを指す。割引上限がGoToトラベルだと、交通付き1万円/宿泊のみ7000円/日帰り3000円、全国旅行支援が交通付き8000円/宿泊のみまたは日帰り5000円、となっている。

 宿泊のみでも対象だが、“交通だけ”は対象外だ。飛行機や鉄道などの交通と宿泊施設を組み合わせた旅行プラン「ダイナミックパッケージ」なども対象。このプランだと別々に手配するより安いことも多く、さらに割引対象であれはかなり安くなる。自家用車での旅行よりもお得感は大きい。

 実際、割引などなくとも、国内旅行はすでに動き出している。

 航空各社ではANAが2022年7月と8月、2年4か月ぶりに全便運航し、他社も同様の動きだ。沖縄では、観光客向けのレンタカー不足が深刻な問題となるほど多くの人が訪れている。旅行業界からは

「もはや割引は不要。延期のたびにキャンセルの嵐。手続きが面倒なだけ」

との声も聞かれる。

 顧客からの問い合わせにも、国の方針が定まってないなかではっきり言いづらいだろう。

 新型コロナウイルス禍で、旅行業界が受けたダメージは大きい。GoToトラベル・全国旅行支援いずれにしろ、国による感染状況などを踏まえた中長期的な「ロードマップ」の提示はなく、場当たり的な対応が目に付く。再開と延期の方針を繰り返してばかりでは、業界がますます疲弊する。

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