長距離輸送の「温度管理」に超薄型ラベル 無線通信でログ記録、従来価格の10分の1実現
厳格な温度管理が求められる食品の長距離輸送。温度を一定時間ごとに測定・記録し、無線通信でデータベースに転送できる薄型カードサイズのラベルを凸版印刷が改札した。
「食品」の長距離輸送ならではの課題
食品の長距離輸送は通常の物流と異なり、厳格な温度管理が求められる。とりわけ肉や魚、野菜などの生鮮食品、乳製品や総菜などの要冷蔵食品は、鮮度の維持と品質劣化の防止のために、商品ごとに設定された温度で輸送を行うことが必須だ。
輸送時の温度を管理するツールとして、一定間隔で温度を測定し記録する「温度ロガー機器」はこれまでにも市販されていた。しかい、それらは1台当たりの価格が数千円から数万円と高価なため、全ての梱包に装着するにはコスト面での課題があった。さらに、使用後の回収にかかる手間などが導入にあたっての障壁となっていた。
そのため、国際輸送など長距離にわたる温度管理が求められるシーンでは、使用後に回収する必要がなく「ワンウェイ」で利用できる、低価格な温度ロガーの需要が高まっている。
1 2