押上駅発! 「墨田区循環バス」でスカイツリーと下町景色を一日満喫してきた【連載】町バスに乗って(9)

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東京・墨田区の3路線循環バスは、押上駅発着で大人100円、全長10km前後の区内網をカバーする。日本初の電気バスも運行され、観光や地域通勤に活用される日常交通の新たな姿を体感できる。

地域密着の町中華

千成飯店の天津丼(画像:下関マグロ)
千成飯店の天津丼(画像:下関マグロ)

 今回も町中華(個人経営の大衆的中華料理店。筆者は町中華の研究・記録を行うグループ「町中華探検隊」の隊長でもある)へ立ち寄った。スカイツリーの真下にある千成飯店だ。観光客はほとんどおらず、近隣で働く人が中心の客層だ。ひっきりなしに客が入れ替わる人気店である。

 天津丼のご飯少なめを注文した。卵はふわとろで、シャキシャキのネギの食感が心地よい。甘酢あんもほどよい味付けだ。ご飯少なめにしたが、十分な量があった。隣の若いサラリーマンが食べていたカレーライスもおいしそうで、次はカレーライスを試すつもりだ。

 押上駅に戻り、まだ乗っていなかった北西部ルート(向島・鐘ヶ淵ルート)に乗り込んだ。夕方近くだったため、バスは満員で立っている人も多い。向島は小説の舞台にもなった場所で、これまで散歩関連の記事をいくつか書いてきた。そのため、このルートの景色も懐かしいものが多い。鐘ヶ淵駅あたりでかなりの乗客が降りた。

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