「破産する」「ドンキしか行けない」 ネットで“残クレアルファード”を叩く人が、全然幸せそうに見えないワケ

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ネット上で偏った情報が広がるなか、残クレアルファードは「茶化し」の対象になりやすい。しかし2019年新車500万円のアルファードは2024年に400万円で売却可能。高リセール価値を活かせば資産形成の手段となる現実がある。

情報偏向と資産選択

ネットで笑う人のイメージ(画像:写真AC)
ネットで笑う人のイメージ(画像:写真AC)

 日本社会では依然として「身の丈に合った消費」が美徳とされる傾向が強い。しかし世界的に見れば、資産価値のある財にレバレッジを効かせてアクセスすることは一般的な行動である。

 残クレを無条件に肯定する必要はないが、ネットで叩く側が抱える情報の偏りや嫉妬心が、自らの選択肢を狭めている事実は否定できない。高リセールバリューのアルファードを残クレで購入することは、資産形成の一手段になり得る。

 今後、中古車市場のデータや金融商品の透明性が高まれば、残クレを巡る議論は「茶化し」から「投資戦略」へと進化する可能性がある。しかし、この転換を阻害しているのは、フィルターバブルとエコーチェンバーである。偏った情報環境のなかでは、事実に基づく合理的判断が後回しになり、消費行動も限定されてしまう。

 最後に、中古車販売会社BUDDICA(香川県高松市)代表の中野優作氏の言葉を引用して締めたい。やっかみで茶化している人もいるが、

「実はいま残クレアルファードに乗っている人は勝ち組なんですよ」(『デイリー新潮』2025年8月27日配信分より)

ネットで笑う人々は、知らず知らずのうちに自らの可能性を狭めている。この言葉はその現実を端的に示している。

 顔の見えない他者を茶化して自己満足に浸る行為はやめるべきだ。何より、そんな振る舞いを続ける人は、外から見てもまったく幸せそうに見えない。そういえば先日、

「正義感の9割は嫉妬」

というつぶやきもネットで話題になっていた。

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