「EV積載船」が再び炎上、そして沈没! 計70台、原因は? 海上物流はもはや「危険なギャンブル」になったのか
EVを積んだ自動車運搬船が沈没──再び問われる海上輸送の構造的脆弱性。3048台のうちEVは70台。大量輸送の経済性が火災リスクを高める今、競争軸は「安全に届ける」構造改革へと移りつつある。
制度設計が招く必然火災

EV火災は偶然ではなく、同産業が陸上で築いた成功モデルを、洋上という異なる物理環境にそのまま持ち込んだ結果として起きた、制度設計上の必然である。
大量輸送による経済性という幻想は、すでに海に沈んだ。今後、EVの国際流通における競争軸は、いかに安く作るかから「いかに安全に届けるか」へと移る。
もし航路そのものが火災を招くのであれば、描き直すべきは航海図だ。いま問われているのは構造そのものに対する覚悟である。