「キング・オブ・ミニバン」再臨! 日産新型エルグランド、15年目の逆襲なるか? 新型e-POWER搭載、トヨタ一強に風穴を開ける秘策とは
15年ぶりの全面刷新で復活を遂げる日産「エルグランド」。かつての王者が第3世代e-POWERを武器に、国内外で600万円超とも予想される高級ミニバン市場に再挑戦する。再建を図る日産の成否を左右する試金石となるか。
15年ぶり刷新の勝負車
日産自動車は2025年4月22日、「NISSAN START AGAIN 2025」と題したブランド戦略イベントを開催し、新型エルグランドのデザインの一部を公開した。現行のE52型は2010(平成22)年に登場しており、実に15年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
現行エルグランドは改良を重ねながら延命されてきたが、次第に存在感を失っていた。キューブのようにモデルチェンジを迎えないまま終売するとの見方もあった。だが今回の発表で、ラージクラスミニバンの元王者がついに再始動する。
かつて「キング・オブ・ミニバン」と称された名車の復活は、日産の再建と深く重なる。赤字決算、経営不祥事、吸収合併の憶測など逆風が続くなか、新型エルグランドは新体制の象徴的存在となる可能性がある。