ホテル高すぎ! コスパ最強「車中泊」に再評価? 専用スペース1泊3000円で快適空間、ホテル超えの日は来るか?
ホテル料金の高騰が続くなか、車中泊が新たな宿泊選択肢として再注目されている。特に、コストパフォーマンスに優れた高速バスやRVパークが増加し、家計を守るために車中泊を選ぶ人が増加中。2025年4月時点で、全国に515件のRVパークが認定され、今後も増加が見込まれる。防災拠点としての機能も期待され、宿泊の新たな形が広がっている。
高速バスで実現するコスパ最強の宿泊

ホテル料金は高騰している。ビジネスホテルでも1泊1万円以下では泊まれない。料金値上げの理由は、新型コロナウイルスの影響で受けた損失の回復、光熱費・原材料費・人件費の上昇がある。しかし、今の価格設定にはインバウンド需要の急拡大が背景にあるのは確かだ。観光業の専門家のなかには、「日本のホテルは海外と比べるとまだ安い」という声もあり、今後もホテル業界の強気な価格設定は続くだろう。
そのなかで、ホテル宿泊とは対照的な選択肢として、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスに優れた「車中泊」が再注目されている。車中泊の定義は曖昧だが、
「交通手段である車両での宿泊」
を指す。自家用車や大型トラック、さらに高速バスや鉄道も含まれる。寝台車やクルーズトレイン、キャンピングカーも車中泊だが、寝台車は運行が減り、クルーズトレインやキャンピングカーは高額なため、ここでは除外する。
例えば、注目されているのが高速バスだ。新幹線や飛行機と比べ、料金は半額以下の場合もあり、安価なことから特に若者に人気だ。帰省や旅行で利用され、深夜に出発するため、早朝に目的地に到着してすぐに活動を始めることができる。夜間は車内で寝られるため、宿泊費を節約でき、コスパやタイパがよいと評価されている。
高速バスには、足を延ばせず熟睡できない、寝顔を見られるのが嫌で女性が利用しづらいといった問題点があった。しかし、最近では車内にホテル並みのアメニティーを備えた個室を導入したり、座席配置に余裕を持たせ足を延ばしやすくしたり、座席にシェードを設置してプライベート空間を確保するよう改良したバスも登場している。これらの料金は通常より高いが、ホテル代と交通費を合わせても割安だ。