中国「新エネルギー車」に集まる期待! 充電時間の改善急務も、「燃費・航続距離」で評価上昇という無視できない現実 米系調査会社のリポートで明らかに

キーワード :
, ,
J.D.パワーの調査によると、2024年の中国NEV魅力度は739から789ポイントに上昇。中国新興メーカーが海外メーカーに迫るなか、充電や安全性の改善が急務となっている。

ユーザー期待に応えるNEV開発の急務

アイトのウェブサイト(画像:アイト)
アイトのウェブサイト(画像:アイト)

 中国自動車工業会が発表した2024年上半期の中国自動車販売台数は、前年同期比4.9%増の1389万台、NEVは

「前年同期比32%増」

の494万台となった。中国ブランドのシェアは全体の6割を超えたが、相変わらず安値攻勢は続き、海外メーカーも巻き込んで市場価格は下落の一途をたどっている。

 中国メーカーの使命(ミッション)は、単に販売台数を増やす手段として価格競争を続けるのではなく、今回のような調査結果を真摯に受け止め、ユーザーが求めるNEVを開発し、市場に投入することである。

 従来では考えられなかった短期間での開発力は、中国メーカーの“お家芸”ともいえる強みである。今回の調査結果を踏まえ、ユーザーが期待するNEVの「魅力」を短いサイクルで製品開発に反映させ、ユーザーが真に求めるNEVをタイムリーに市場に投入することで、この強みを最大限に活かすことができるだろう。

 中国のユーザーは、こうしたユーザーの声に素直に耳を傾けたNEVが一日も早く市場に登場する日を待ち望んでいる。以上が、今回の調査結果に基づく本稿の結論である。

全てのコメントを見る