最近の自動車ディーラーは、顧客の利益を考えて販売しているのか? YouTube「マツダディーゼル動画」騒動から考える
ディーゼルエンジンは評価される一方、エンジン内部にススがたまる問題が懸念される。特に短距離運転ではDPF再生が不完全となりやすい。営業マンの知識不足や説明不足も問題である。
ディーゼル車の環境変革

ここで簡単にディーゼルエンジンについて触れておこう。
ディーゼルエンジンは軽油を燃料とし、ガソリン車よりも燃費がよいというイメージが定着している。しかし、かつては“有害な黒煙を吐き出すエンジン”としてクルマに搭載されていた。
1999(平成11)年、当時都知事だった石原慎太郎氏が記者会見でディーゼル車の排ガスが入ったペットボトルを掲げ、
「こんなものをみんな吸っているんだよ」
と発言したのをきっかけに、東京都で「ディーゼル車NO作戦」キャンペーンが始まり、環境が変わった。
詳細は省くが、これにより有害物質の排出が少ない「クリーンディーゼル車」が市場に現れた。約25年前の話なので、若い世代にとっては
「ディーゼル車 = うるさいエンジンで有害物質を排出する」
というイメージは少ないだろう。