マツダの至宝「ロータリーエンジン」 自動車マニアではない一般人に魅力をどう伝えるべきなのか? 元ディーラーが考える

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マツダといえばロータリーエンジン。しかし近年、取り巻く環境は大きく変化している。今回はその歴史を振り返るとともに、販売面から今後のシナリオを予測してみたい。

燃費改善への挑戦

初代RX-7に搭載された12A型ロータリーエンジン(画像:マツダ)
初代RX-7に搭載された12A型ロータリーエンジン(画像:マツダ)

 ロータリーエンジン車が製造された時代には、さまざまな社会問題があった。環境問題への排ガス規制はもちろん、オイルショックも大きな障害だった。

 ロータリーエンジンのデメリットのひとつに「燃費の悪さ」があり、オイルショック時には非難された。しかし、技術者たちは燃費改善に心血を注ぎ、ロータリーエンジンは復活した。

 1990年代には水素を燃料とするロータリーエンジンの開発が始まり、2006(平成18)年には実用化され、リース販売のみだが市販された。

 また、ロータリーエンジンは、小型でパワフルという特性を生かし、電気自動車(EV)の「レンジエクステンダー」としても開発された。

 2013年、コンパクトカーのトランクにロータリーエンジンを搭載したEVが発表された。これが現在のロータリーEVに搭載されているエンジンの先駆けである。

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