レンタカー需要急増! 車両数は20年前の「約3.2倍」 さらなる成長のカギは“無人化”かもしれない
対策のひとつ

沖縄に限らず、レンタカー店の人手不足は広く発生しているが、多くのレンタカー会社が「無人貸し出しサービス」を始めている。
利用者がアプリや会員カードを用いて、事務手続きや開錠・施錠をセルフで行い、その間一切従業員に会うことがない。
J.D.パワー ジャパンの調査では、無人貸し出しサービスの知名度はまだ低いものの、実際に利用したユーザーの満足度がかなり高くなり、リピーターにつながりやすいことがわかっている。
事前にオンラインでレンタカーを予約していても、現地の窓口に行き、手続きを済ませ、係の人とやりとりするまでになんだかんだ時間がかかる。車に案内された後、どこまで真剣にチェックすべきか(傷を指摘すべきか)悩んだり、「(車は)きれいですね」などとお世辞をいったりする。実際に出発する頃には、少し疲れている。
もちろん、観光情報や近くのガソリンスタンドの情報など、役立つトークもあり、いい人に当たってよかったと思うこともあるが、セルフなら気楽だし、手続きにかかる所要時間を自身でコントールできる。
無人貸し出しサービスは、24時間営業へのハードルを下げる。これは利用者サイドに需要があり、店舗側もビジネスチャンスが増え、ウィンウィンだ。貸し渡しがセルフになれば、洗車やメンテナンスに人手を集中できるようになることも大きい。
セルフといえばカーシェアリングがあるが、カーシェアリングのなかには月額料金が必要なものもあり、無料の場合でも数十分や数時間といった短時間の利用に適した料金体系となっている。
カーシェアリングは乗り捨てができないが、レンタカーは可能だ。その違いが今後どうなるかはわからないが、今のところ、どちらの業態も成長していくだろうと専門家は予測している。さらなる成長のカギを握るのは無人化だろう。