レンタカー需要急増! 車両数は20年前の「約3.2倍」 さらなる成長のカギは“無人化”かもしれない
この20年でレンタカーの需要が大きく伸びている。その背景には何があるのか。
観光地での問題

調査・コンサルティングを行うJ.D.パワー・ジャパン(東京都港区)の2023年調査(3月15日付)によると、レンタカーの利用目的は、仕事(11%)、ドライブ(9%)に比べ、
「旅行(51%)」
が圧倒的に多い。
レンタカーを使うイメージが強い旅先のひとつに沖縄があるが、琉球銀行の子会社・りゅうぎん総合研究所(沖縄県那覇市)によれば
「観光客の6割が移動手段としてレンタカーを利用」(2023年7月26日付『沖縄タイムス』)
しているという。
全国レンタカー協会の統計では、2023年3月の沖縄県内のレンタカー乗用車数は3万6000台以上で、東京、北海道、愛知、大阪につづいて全国5位だった。その沖縄で起きているのが、人手不足による充足率の低さだ。レンタカーの車自体はあっても、
「すべてを貸し出すことができない」
状態にある事業者がいるという。「貸し渡しや車両の洗車、メンテナンス」が行えないことで、借りたい旅行者が借りることができない状態だ。同総研調べでは、2024年3月は、レンタカー充足率が
「80%」
と予想されている。