無人運転で「ドライバー&運送会社消滅」は本当か?【短期連載】自動運転が運送業にもたらす未来(3)

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「自動運転・無人運転が運送ビジネスにもたらす未来」、最終話では、自動運転・無人運転が、実装された社会において、トラックドライバーや運送会社がどのような影響を受けるのか、考えていきたい。

無人トラック時代に向け今すべきこと

 物流はなくならない。なぜならば、商品を製造者から消費者に運ぶことなくして、経済が成立することはないからである。

 だが、破壊的なプレイヤーチェンジが発生する可能性はある。無人運転という大波の中、運送会社は淘汰され、大手運送会社に統合されていく可能性もあると、私は考えている。

 ある意味、第1話で指摘したように、無人運転について、社会実装の目標年度が示されていないことは、運送会社やドライバーには心の救いかもしれない。だが一方で、高齢化が進む運送業界を憂い、トラックドライバー不足対策を真剣に考えるのであれば、無人運転は必ず実現しなければならない。

 時期はともかく、無人運転はいずれ実現するのだ。運送会社と、トラックドライバーは、その現実を覚悟し、無人運転実現後の物流ビジネスにおける自らの立ち位置を模索し始める時期に差し掛かりつつあるのかもしれない。

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