6000台が数日で完売! バイクが今の若者に大人気なワケ 流行の「ネオレトロ」とは何なのか

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昨今のコロナ禍の影響で、日本国内ではバイクの注目が集めている。20代をはじめとする若年層も続々とバイクを購入。いったいなぜか。

好調な理由はふたつ

バイク置き場(画像:写真AC)
バイク置き場(画像:写真AC)

 バイク市場がこれほどにぎわいを見せているのはなぜか。その理由は

・駐輪場における環境改善および増加
・若年層ライダーやリターンライダーの増加

にある。

 まず「駐輪場における環境改善および増加」から解説していこう。かつては、二輪車の駐車マナーが著しく悪化していた影響で取り締まりが厳しいうえに、二輪車の駐車場不足がライダーの悩みの種になっていた。

 しかし近年、東京都を中心にバイクの駐輪場の環境改善を訴える声が多くなり、その対応の効果が出始めたのが要因している。その結果、二輪車専用駐車場を設ける施設や、チェーンロック付きのコインパーキング駐輪場も登場している。

 また「若年層ライダーやリターンライダーの増加」に関していえば、20代を中心とする若年層のほかに、かつてバイクを所持していた40~50代が再度バイクを手に入れるリターンライダーも増加しているのだ。

 それは、昨今のコロナ禍の影響により自宅の滞在時間が増加したことで、YouTubeなどの動画視聴時間が増えたのもひとつの要因である。

 グーグルが調査したところ、YouTubeは2020年の9月における月間利用者数(18~64歳)が6500万人を超え、視聴時間や視聴者が増加傾向にあると発表した。

 そのなかで、動画発信者側としては

・キャンプ
・アウトドア

など、三密を回避できるだけでなく、ひとりでも楽しめるコンテンツを発信することが必然的に多くなった。

 結果的に、三密を避けられる移動手段であり、ひとりでも十分楽しめる趣味として、バイクが注目を集めるようになったのだ。

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