「車中泊 = 貧乏旅行」は時代遅れ! コロナ禍でいまや“映えレジャー”に、いったいなぜなのか

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新型コロナウイルス禍でソロキャンプが流行したが、それに伴い「車中泊」が新たなレジャーとして存在感を見せている。その需要を後押しするサービスや各メーカーの車種も粒ぞろいだ。

車中泊スポット利用者、過去数年で急増

車中泊で過ごす「バンライフ」のイメージ(画像:Carstay)
車中泊で過ごす「バンライフ」のイメージ(画像:Carstay)

 RVパークとは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊ができる場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設のことだ。

 同協会のアンケートによると、「RVパーク」の利用者の使用率は、2013年が10%以下だったのに対して、2021年には60%を越えているという。

 さらに、車中泊をしながら全国を旅する欧米発の生活スタイル「バンライフ」が話題になっているのも、現在のブームの特徴的な点だ。

 かつての車中泊は、金欠の旅行者がするというイメージだったが、SNSでの投稿も相まって、自由でおしゃれなイメージが根付き、若者の心を捉えたのである。

 会社への出勤が当たり前ではなくなり、パソコンさえあればどこでも働ける仕事が増えた。感染症が流行し、ワークスタイルが多様化された現代において、車中泊ブームは若者のクルマ離れを食い止めるための鍵となるのではないだろうか。

 さて、ここからはそんな車中泊を体験してみたいという方へ、ソロキャンプかつ車中泊におすすめの車種を三つ紹介する。

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