中古自転車「4500円均一」で61台販売! 千葉大学が卒業生から回収、修理して新入生へ

キーワード :
, , , , ,
千葉大学の環境ISO学生委員会が、卒業生などから中古自転車を回収・修理したうえで新入生などに販売する活動を実施。61台を販売した。

248人の学生・教職員から申し込み

自転車譲渡の様子(画像:千葉大学)
自転車譲渡の様子(画像:千葉大学)

 千葉大学の環境ISO学生委員会は2022年4~6月、卒業する学生などから中古自転車を回収し、専門業者に修理してもらったうえで格安価格で新入生や留学生などに販売する活動を行った。

 期間は4月26日(火)~6月16日(木)。計61台を一律4500円で販売した。新入生や留学生を含む248人の学生・教職員から購入の申し込みがあったという。

 同大には遠方地域から下宿して通う学生も多く、在学中に自転車を使用するものの卒業時に不要となるケースも少なくない。そうした自転車が学内に放置され問題になったことから、環境ISO学生委員会は2007(平成19)年度から、中古自転車の回収・譲渡活動を実施している。

 卒業する学生などから不要になった自転車を年度末に無償で回収し、状態の良い自転車について修理費用の上限を決めて専門業者に修理してもらい、ほぼ修理費用のみの格安価格で、年度初めに新入生や留学生などの学内関係者に販売している。

全てのコメントを見る