今年の夏休み、国内旅行は前年比「5倍増」 HISまとめ、人気は沖縄・北海道・長崎

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新型コロナ禍で海外渡航や県境をまたいでの移動が制限されていた2020~2021年の夏休み。2022年はそうした制限が緩和されたことで、旅行の機運が盛り返しているようだ。

海外旅行は前年比22倍に

夏休みのイメージ(画像:写真AC)
夏休みのイメージ(画像:写真AC)

 エイチ・アイ・エス(HIS)は、夏休み期間(2022年7月21日~8月31日)の予約状況から、旅行動向についてまとめ発表した。

 調査日は同年6月13日(月)、HISで夏休み期間の旅行(パッケージツアー、ダイナミックパッケージ、海外旅行航空券)を申し込んだ利用者の動向を集計した。

 海外旅行は、前年同日比で2191.1%(約22倍)と大幅な増加がみられる。日本では2021年、入国制限や緊急事態宣言によってレジャー渡航はほぼなく、法人渡航や外国籍者を中心とした帰省など、利用が限られていた。

 2022年は、水際対策緩和後の初の夏休みということもあり、レジャー目的での渡航者が多く占める。ただし引き続き減便などの影響もあり、予約者数は新型コロナ禍前の2019年の1割程度にとどまっている。

 平均単価は21万3600円(前年比132.5%)。近年控えていた海外旅行がようやく可能になったことなどが単価上昇の背景にあるとしている。

 加えて、欧米への需要が高いことから、原油価格高騰による燃油サーチャージ値上がりや便数の減少による飛行機の座席が取りづらい環境も影響する。

 一方の国内旅行は、前年同日比で486.4%。全47都道府県のうち約9割が前年を上回る予約者数となっており、日本全国での旅行市場の回復が急速に進んでいる。

 コロナ禍前の2019年と比較すると9割弱まで戻ってきており、近距離旅行から遠距離旅行まで、幅広い旅先への需要がうかがえるという。

 平均単価は7万9500円(前年比92.1%)。緊急事態宣言下において減便されていた前年より、便数の戻りによる飛行機の座席が取りやすくなったことや、LCCの運航が再開したことなどが影響していると考えられるという。

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