元日産ディーラーが明かす「ブラック企業」時代の記憶! 昭和的スパルタ指導の日々…これからは顧客本位、FP知識の時代だ
ディーラー業界での過酷な経験を経て、現在は金融業界で活躍する筆者が考える「もし車の販売現場に戻ったら」。顧客視点に立った営業手法を追求し、転職で得た知識を活かした提案で、営業成績を更新できる可能性を探る。新たなキャリアと視点が生む営業改革とは。
ディーラー営業の再考

人のキャリアは、さまざまな出来事を経て形成される。新卒から定年までひとつの会社に勤める人もいれば、複数の会社を転職しながらキャリアを築く人もいる。
筆者(宇野源一)は新卒で入社した国内メーカー系ディーラーを4年で退職し、次のキャリアへと進んだ。
もし今後、新卒でディーラー業界に戻ることになった場合、どのような営業手法を取るだろうか。当時の経験を振り返りながら、その方法について考えてみる。