県外ディーラーとの「新車商談」は本当にお得なのか? 知っておきたい裏事情と成功の秘訣とは
ディーラーとの新車商談では、県外交渉が有効で高い値引きが得られることが多いが、営業マンは「招かれざる客」と見なすことも。オプションや地域による差異も考慮し、相見積もりと契約時期を明確にすることで、効率よく有利な条件を引き出せる。
ネット情報と値引き商談の落とし穴

さて、冒頭の
「同じ車種でも、県外のディーラーに見積もりに行って商談すれば高い値引きが得られる」
である。結論からいうとおおむねそのとおりで、他社と競合させることで値引き競争を起こせる。家電製品を買うときに複数の店舗と交渉することがあるが、これを他県のディーラーで行う商談に置き換えてもいい。ただし、信用してはいけない部分がある。それは
「値引き額」
である。クルマを買うすべてのユーザーが同じ条件で買うわけではない。その理由は
「選ぶオプション」
にある。オプションの多いクルマを買いたい人もいれば、オプションをまったく装着しないクルマを買いたい人もいる。人それぞれだ。
オプション(特にディーラーオプション)は多ければ多いほど、値引きを引き出せる。また、コーティングなどディーラーの利益率が高いオプションを選べば、その分値引きを大きく交渉できる。それゆえ、
「ネットで『〇〇万円引き』という記事を見たので、それくらいの値引きが欲しい」
と話すのは得策ではない。値引きは車両本体とディーラーオプションの
「両方」
から可能だ。値引き額は車格やオプション構成によって異なる。ネット上の情報はあくまで参考にとどめてほしい。