県外ディーラーとの「新車商談」は本当にお得なのか? 知っておきたい裏事情と成功の秘訣とは

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ディーラーとの新車商談では、県外交渉が有効で高い値引きが得られることが多いが、営業マンは「招かれざる客」と見なすことも。オプションや地域による差異も考慮し、相見積もりと契約時期を明確にすることで、効率よく有利な条件を引き出せる。

ネット情報と値引き商談の落とし穴

自動車ディーラーに関する情報。職業情報サイト「キャリアガーデン」より。賃金構造基本統計調査より作成(画像:ノードプレース)
自動車ディーラーに関する情報。職業情報サイト「キャリアガーデン」より。賃金構造基本統計調査より作成(画像:ノードプレース)

 さて、冒頭の

「同じ車種でも、県外のディーラーに見積もりに行って商談すれば高い値引きが得られる」

である。結論からいうとおおむねそのとおりで、他社と競合させることで値引き競争を起こせる。家電製品を買うときに複数の店舗と交渉することがあるが、これを他県のディーラーで行う商談に置き換えてもいい。ただし、信用してはいけない部分がある。それは

「値引き額」

である。クルマを買うすべてのユーザーが同じ条件で買うわけではない。その理由は

「選ぶオプション」

にある。オプションの多いクルマを買いたい人もいれば、オプションをまったく装着しないクルマを買いたい人もいる。人それぞれだ。

 オプション(特にディーラーオプション)は多ければ多いほど、値引きを引き出せる。また、コーティングなどディーラーの利益率が高いオプションを選べば、その分値引きを大きく交渉できる。それゆえ、

「ネットで『〇〇万円引き』という記事を見たので、それくらいの値引きが欲しい」

と話すのは得策ではない。値引きは車両本体とディーラーオプションの

「両方」

から可能だ。値引き額は車格やオプション構成によって異なる。ネット上の情報はあくまで参考にとどめてほしい。

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